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臨床研修updated; 2010.07.27 

九州大学病院および第一内科では、腫瘍内科医を目指す研修医や、3年次以降の後期研修医、がんプロ大学院生を募集しています。学生の皆さんの見学も随時受け付けていますので、遠慮なくご連絡下さい。

〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
九州大学大学院医学研究院 病態修復内科学 分子腫瘍研究室
Tel: 092-642-5232
研究室主任 馬場英司 mail: e-baba(atmark)intmed1.med.kyushu-u.ac.jp

当科研修の特色

がん薬物療法専門医の取得を目指します。

staff

「腫瘍内科」は日本では新しい専門分野と認識されていますが、欧米では数十年の歴史があります。当科では、全ての固形腫瘍患者を対象とした内科診療と、腫瘍学の基礎研究・臨床研究を、全国に先駆けて地道に行ってきた実績があります。腫瘍内科の専門医育成はがん対策基本法施行後、国策ともなっていますが、当科からは既に22名という多数のがん薬物療法専門医を輩出しており、日本、および地域のがん医療に貢献しています。当科の専門研修では、腫瘍内科の専門医である「がん薬物療法専門医」の取得を第一の目標としていますが、専門医の取得だけでなく、各病院において指導的立場のがん専門医となることを目指します。

がん化学療法、緩和ケア、臨床試験、原発不明がんの診断・治療を学びます。

当科では、消化器領域を中心とした幅広い領域の悪性腫瘍を対象とし、外科系診療科、放射線科、精神科、ペインクリニックを含む多くの診療科と連携して、臓器横断的な診療を行っています。診療を通じて、各種がんの標準的治療(化学療法)の実践、緩和ケア、臨床試験の実施によるエビデンス創出について研修します。大学病院では、複雑な合併症を有する症例や、希少な悪性腫瘍の症例、重複がんの症例など、標準的治療が実施困難な症例を多く経験しますが、科学的根拠に基づいた最適な治療法の選択、抗がん剤の適切な減量、抗がん剤副作用に対する支持療法などの実際を研修します。 また、当科では「原発不明がん」の診断・治療に積極的に取り組んでおり、その診療における専門的な考え方を学ぶことができます。原発不明がんは、臨床的に多く経験され対応に苦慮する疾患ですが、当科で系統的な診断を行って原発巣の推定をし、疾患特異的な化学療法を実施したり、原発巣推定困難な症例には標準的治療の確立に向けて臨床試験を行ったりしています。

幅広い領域の研修が可能です。

臨床カンファレンス2

当科の研修と並行して第一内科血液グループで白血病をはじめとする血液腫瘍の研修を受けることもできますし、当院呼吸器科との連携で肺がんなど呼吸器領域の悪性腫瘍の経験も可能です。当科関連病院では乳腺腫瘍の診療も経験できます。 また、第一内科では、血液、感染症、膠原病、循環器、肝臓、糖尿病など他分野の症例を、各分野の専門医の指導下で担当することもできますので、初期研修で経験できなかった内科専門領域があった場合でも対応可能で、日本内科学会認定内科医・総合内科専門医取得の症例が確実に揃うだけでなく、これらの研修を通じて全身管理を学ぶことが可能です。希望者は、上部・下部消化管内視鏡検査、腹部超音波検査の研修を受けることもできます。

大学院へ進学し、研究活動に参加できます。

当科では多くの医局員が大学院に進学しますが、大学院での研究活動を通じ、最先端のがん研究を行ってがん医療の進歩に貢献することができますし、研究により養われる科学的・客観的な視点は、腫瘍内科の臨床医としても大きな強みになります。現在第一内科に在籍する大多数の医師は研究活動の経験があり、博士号を取得後に留学する医師も多くいます。新しい知見の収集やオープンな議論を通じて養われた視点は、第一内科の医師の大きな特色でもあります。

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研修目標、研修カリキュラム

臨床カンファレンス

当グループには、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医、同学会指導医が在籍しています。
九州大学病院は同学会の他、日本内科学会を含む多くの学会の認定研修施設となっていますので、当科での研修は、日本内科学会認定内科医・総合内科専門医取得および日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医取得の際の研修要件に該当します。関連機関での研修も、下記のように、これらの資格取得の際の研修要件に該当します。 また、研究の面でも、大学院での研究活動が可能であり、多角的に知見を深めることができます。

卒後初期研修・後期研修のカリキュラムに関しては、第一内科のホームページもあわせてご覧下さい。

研修目標(がん薬物療法専門医取得のために必要な研修目標)


がん治療(化学療法、支持療法、緩和療法)に関する知識、および手技の修得
各種がんの標準治療の修得
臨床試験実施の基本の実践

主な研修施設(いずれも日本内科学会、日本臨床腫瘍学会認定研修施設)

現在、多くの病院で腫瘍内科医が必要とされ、当科にも多くの病院から腫瘍内科医師の派遣要請がありますが、現状では十分に応えられておりません。関連施設は今後も増えていくものと考えます。

九州大学病院 第一内科(血液・腫瘍内科、免疫・膠原病・感染症内科)
国立病院機構 九州がんセンター 消化管・腫瘍内科
国家公務員共済組合連合会 浜の町病院 腫瘍内科
九州厚生年金病院 内科(血液・腫瘍)
宮崎県立 宮崎病院 化学療法科
国立病院機構 九州医療センター 腫瘍内科
国立がん研究センター中央病院 消化管内科
国立病院機構鹿児島医療センター 消化器内科

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研修週間スケジュール

私たちは、他科医師や他職種のスタッフとも定期的に勉強会・カンファレンスを行い、自らのレベルアップをはかるとともに、研修医の皆さんにもそこに参加して勉強の機会にしていただいています。

臨床腫瘍学講義

毎週総回診後に、腫瘍内科の基礎を学ぶミニレクチャーを行っています。8週で一巡するプログラム構成で、2ヶ月でローテーションする研修医の皆さんにも一通りの講習を受けていただけるようになっております。

臨床カンファレンス

入院症例のドクターカンファレンスを週1回行っています。他科からも頻繁に症例提示をいただいています。また、隔週で放射線治療を担当してくださる放射線科の先生も参加され、放射線治療例の症例検討を行っています。研究員や大学院生も参加し、鋭い質問や遠慮のない議論の飛び交うホットなカンファレンスです。

緩和医療カンファレンス

日常臨床でも積極的に関わっていただいている精神科の先生と、隔週で勉強会・症例検討会を行っています。勉強会の成果を臨床研究に結びつけようと積極的に活動しています。

チームカンファレンス

病棟看護師と合同の腫瘍症例カンファレンスを週1回行っています。看護師の視点を学ぶのも研修の重要なポイントになります。

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大学院・がんプロフェッショナルコース(がんプロ)について

博士課程4年間で、臨床腫瘍学会の専門医資格取得と医学博士の学位取得とを両方目指すコースです。

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